諸事情によりしばらく文章のみの更新となります。イラスト、マンガは後から足していきます。

やっと婦人科と思ったら・・・

やっと婦人科と思ったら・・・

前回のあらすじ

病院にたどり着く早々、長々と続く駐車場待ちの車の列に圧倒され、警備員の笑顔にほだされ、入り口で戸惑い、年齢が61歳と提示される。
そして、予約時間は過ぎた。

初見殺しの大病院

初診受付がやっとのことで終わりました。
受付では黄色のクリアファイルと、問診票を渡されました。

向かうのは婦人科だそうです。
この病院では妊娠3か月までは婦人科で、それ以前は婦人科で診るとのこと。
はは~、そういうものなのねぇ…まぁ妊娠しても「産」めるかどうか分からないもんねぇ。
私の当面の目標は、「心拍確認」をクリアして産科デビューする事なわけだ。

「〇階にありますので、そちらへ行ってください」
という初診受付の方の案内に従い、〇階の婦人科を目指します。

えーっと、階段やエレベーターは…と、またまた周囲をぐるーっと見渡します。

階段があった。

横にはシャッターが降りています。

変な造りだなぁと思いつつ予約時間が過ぎているので、急いで向かいます。
産科のフロアに到着したけど、広い…。
正面にも右手にもずーっと通路が続いています。
左手だけは自動ドアで区切られていてなんかの検査室だから違う。

案内板は…天井から吊り下がっている看板があるけど、字が小さくて見えない!
広い→同じフロアにたくさんの科がある→字が小さい
って読めなかったら看板の意味がないよ。
最近、焦点が合わなくなってきた目には辛い。
スマホ老眼?ただの老化?

柱の所にでも案内図を付けてくれたら近くで見られるのになぁ。
と目を細めて看板を見上げること数秒、婦人科を発見。

はいはい、右手にあるのね。

と右折。
まっすぐ続く通路で右はほぼ壁、左手にいくつもの通路。
左手の通路自体が待合室変わりのようで、通路の真ん中には背中合わせにソファーがずらり。
ソファーを挟んで向かい合わせに診察室のドアがずらりと奥まで続く。

広いわ。

とりあえず1つ目の通路は婦人科ではない。
次の通路も…違う。

まるでファミコンの女神転生みたいに同じ柱、同じ通路が続く中を、確認しつつ、急いでいるけど、歩みはゆっくり進んでいくと一番奥の通路が産科と婦人科でした。

病院なんだから通路の両端・真ん中に読みやすいサイズのフロアマップ位、掲示して欲しいなぁ。
初見殺しもいい所。

渡されたファイルと問診票

なんとか婦人科に到着。
問診票を記載して提出せねば。
初診受付で受け取ったクリアファイルにはぺらっと紙が2枚。
あとは紹介状とかの紙が挟まれています。

婦人科の受付で提出して下さいと教えてもらったのだけど、クリニックなどで渡される記載用のボードやボールペンは付属していません。
さてと、と見渡すと産科・婦人科ゾーンの入口直ぐに机が配置されていました。

小・中・高と学校で使用していた懐かしきあの机です。

向かい合わせに産科・婦人科となっている通路それぞれの入口に1個ずつ。
机の上にはひも付きのボールペンも置いてあります。
よし、問診票を書く場所発見。

机は1個しかないから、あまり占領してはいけないとあわあわと問診票を記載。
とくに珍しい項目もなく、ささっと書いて…どこに提出するの?

んんんん~?通路の奥の方に目を凝らします。
婦人科側の中ほどに、元受付らしき窓口の跡が見えます。
そう、跡地って感じ。

窓の部分がカーテンで覆われていて、絶対に受付じゃないってのは分かった。
念のため近づいてみたら、中では採血している人がいてじろじろ覗けないし、手の空いている職員さんは一人も見つからない。

さぁどこに出せばいいんだ?と再度見渡すと「受付」の文字の看板を発見。
決して受付には見えない、閉まった引戸の上に。
しかも産科側。

婦人科側には受付の看板もドアも見当たらない。
えぇい!子供じゃないんだから行け!と勇気を出してノック、返事が聞こえたので開けると…そこは診察室の様でした。
女性の医師がきょとんとした顔でこちらを見ています。

「すいません、問診票を出す受付ってここですか?」

「あ、えーっとですね、通路の手前にポストみたいなのがあるので、そこです」

「は、ありがとうございます」

ドアを閉め通路の入口にUターン。
あった。
受付けっていうから、窓口的なものかと思ったら銀色のポストみたいなダストシュートみたいなのが壁についてた。
色紙で受付って書かれてた。

違うの、だって受付っていうから人がいるところだと思うでしょ?
だから目線を上にして受付ゾーンを探したの。
まさか壁のそれも腰ぐらいの高さにあるポストがそれだと思わないじゃない?
ましてや、予約時間すぎて、迷ったし、慌ててたしさ…。

ごめんなさい、ちゃんと落ち着いていたら見つけられたと思います。
すごく恥ずかしい。
ドアの中にいた人もごめんなさい、ありがとうございます。

受付けの取っ手を引いて、斜めに出てきた箱に問診票を挟んだファイルを入れました。
閉めたと同時に、中でファイルを取り出す音が聞こえました。

やっと受付終了。

大きい病院怖い…。