材料
バター いつの季節でもに室温で柔らかくしておく。(指で押して潰せるくらい)
同じサイズでサイコロや長方形にカットしたものをレンジで10秒とか様子を見ながらでも行ける。
(絶対に溶かしバターにはしない)
卵・牛乳 夏はどちらも直前まで冷蔵庫。冷たいまま使用。
冬は卵は室温。(温めのお湯につけておくと、早く室温になる。熱湯だと温玉になってしまう)
溶き卵にして入れます。
牛乳は40℃くらいまで温める(我が家はレンチン10秒×3回 容器によって変わるので適宜調整)
春・秋は気温によって適当に調整。
材料 |
1斤 |
1.5斤 |
牛乳 |
145g |
215g |
卵(全卵) |
60g(L玉1個) |
90g(L玉1個と牛乳追加でも可) |
強力粉 |
250g |
375g |
砂糖 |
28g |
40g |
塩 |
4.5g |
6g |
無塩バター(ショートニング、マーガリンに変更可) |
30g |
45g |
インスタントドライイースト |
2.5g |
4g |
ショートニングとかオリーブ油
サラダ油など |
型全体に塗る分 |
型全体に塗る分 |
全部がスーパーに売っているやつで十分です。
私も最初はカメリヤで焼いてみました。
2回目セールでちょっと安くなっていた時に買った2.5kgイーグル。(この生地の写真の時がそうです)
定期的にパンを焼くのなら、材料屋さんで揃えた方が色々選べるし、お得だったりします。
強力粉は常にどれかがセールしていたりするので、その時々で買う粉を変えてみたり。
型に塗る油は手で塗るよりスプレータイプが、楽だけど、これも定期的に作るって確定してからでいいんじゃないかな~という感じ。



昭和化工 ZERO(スプレー式離型油)500ml★
作り方
機械の操作は、あくまで私が使用している相棒1号2号の場合なので別メーカー、別機種の方は該当する操作をしてください。
特に、材料を入れる順番なんかはメーカーによって水分を上からかけ回すタイプもあるそうなので、くれぐれも説明書を確認してから作ってください。
1.材料を入れる。
パンケース(ホームベーカリーの中のやつ)に材料表の上から順に入れる。(水分→粉類→油→イースト)
ちょっと手間をかけたい人は、バターとイーストは入れずに取っておく。

(写真はイースト以外一気入れ、バターの代わりにショートニング使用)
2.パンケースをホームベーカリーにセットしてこねる。
メニュー14を選んで12分にしたら、スタート。(こね始めます)
終了のピーがなるまで放置。
イーストを取っておいた人は、生地の表面が滑らかで全体がまとまっているように見えたらイースト投入。
(写真は12分捏ねてピー音が鳴ったあたりで入れていますが、捏ね初めて5分くらいで投入してもOK)
パン生地の上からふりかけないで、パンケースの底に撒くようにするとスムーズに練り込まれていきます。

3.ホームベーカリーを休ませるため(気休め?)5分位放置。
その間に取り消しボタンを長押し。再度12分にセットしてこねる。
イースト、バターを後入れにした方は、イーストが生地に吸収されたのを確認したら、バターを投入。
できればパンケースの底に入れて、ヘラなどに付着した分はパン生地になすりつけると無駄が少なくなります。
バターを入れるのがあんまり遅いと、生地にきちんとなじまないので気を付けてください。
4.一次発酵
取り消しを長押し。メニューボタンを押して15番を選んだら、夏40分、冬60分の間で適当に調整してスタート。
~他の発酵方法~
ボウルにサラダ油やショートニングを塗って、生地をきれいに丸めて入れる。
乾燥しないようにラップなどをかける。
(乾燥シーズンなら霧吹き2プッシュくらい水をかけてもOK)
直射日光の当たらない30℃くらいの場所で放置。
オーブンレンジを使う場合は、付属(じゃなくても何の問題も無いと思うけど)の陶器の入れ物の線まで水を入れて、レンジ機能600Wで2分位チン。
中の水蒸気が逃げないように素早くボウルをイン。
発酵ボタンを押して30℃、夏40分、冬60分の間で時間をセットしてスタート。
(RE-SS101は発酵の時は庫内灯がつかないので中を見るにはドアを開ける必要があります)
生地の様子を見て2倍程度に膨らんでいたら発酵を終了してOK。
見てもわからんって人は人差し指に強力粉をつけて生地に指を差し込む。
指を指した穴が戻ってきたら、まだ発酵が足りないのでもう少し置く。
5.ベンチタイム(生地を切って丸めて休める)
発酵が終了したら、作業台の上に出します。
ベタつくようなら、くっつき防止に打ち粉を使用。
この生地はそこまでべたつかないけれど、打ち粉は必要。(くっつかないパンボードとめん棒なら要らないのかも…)
スケッパーで3等分(1.5斤の場合260g前後)に切る。
多少量が違っても、焼き上がりの見た目が変わるだけで、味に支障はないので目分量でもOK。
切り目を内側に入れ込むように丸めて、15分ラップや濡れ布巾をかけて休めます。

この間にも、生地がちょっと発酵して大きくなります。

この間に、パンの型に油を塗っておきます。
6.成型(生地を伸ばして畳んで丸める)
生地の裏側を上にして、めん棒で楕円に伸ばす。




発酵の際に生まれたガスが抜けていきます。
空気が入らないように1/3畳む。(手の平でぐっと押すようにすると空気が抜ける)
逆側の1/3も同じように畳む。
めん棒で食パン型と同じくらいの幅になるように伸ばす。
端から空気が入らないようにくるくる巻いて、最後はつまんで閉じる。
閉じた面が底に来るようにパン型に入れる。

7.二次発酵
附属のスチームカップに水を入れてレンジで1分位チン。(本では2分推奨)
生地を入れたパン型を中に入れて発酵ボタン 仕上がり温度の上下ボタンで40℃ ダイアルで40分にセットしてスタート。
発酵中は庫内等が点きませんが、パン型の上から2cm程度のところまで膨らんだら大体OKです。
(オーブンを温めている時間にも発酵が進むので、これくらいで出しても大丈夫)

8.焼く
庫内のパン型を取りだして鉄板に乗せておく。
オーブン一段を2度押しして予熱を点滅させ、仕上がり温度180℃にしてスタート。
庫内温度が180℃になると音が鳴るので、素早く鉄板を下の段へ入れて閉じる。
耳が好きな方は180℃で30分にセットしてスタート。
耳は薄め、柔らかめが好きな人は180℃で5分にセットしてスタート、5分経ったら素早く160℃25分にセットしなおして焼きます。

焼きあがったら素早く型を取り出し、ダンッと音が鳴る程度強めに上から落として衝撃を与える。
直ぐにひっくり返して振るようにすると、パンが出てくるので網の上で粗熱を取ります。
粗熱を取らないまま切ると、水分が多すぎるべたっとしたような質感になってしまって失敗したような食感になります。

二次発酵の後、ガス抜き(めん棒で伸して生地の中のガスを抜く)が足りなくてちょっときめが粗い仕上がりになりました(2回目焼き上がり時)。